広島松山竜平外野手(38)が15日、契約交渉を行い、現状維持の年俸6500万円プラス出来高払いで更改した。

松山は今季代打で打率3割8分、21打点という好成績を残した一方で、スタメン24試合では打率1割7分8厘、6打点に終わった。「代打は数字にも出ていて、すごく貢献できた。でも、スタートで全然だめだったので、そこをもう1回しっかりやり返す。スタートで多く出て、そこでしっかり貢献できるように頑張っていきたいです」。代打専業となるのではなく、あくまでスタメン出場できるポジション取りを狙う。

今季は11年ぶりにシーズン本塁打ゼロに終わっただけに、オフは筋力強化に力を入れる。「そんなに走れる選手でもないので、もっと長打を打てるように。(本塁打ゼロは)僕的にも正直、むなしいと思っている。何とかまたホームランを打ちたい。多く打てるように頑張ります」。代打だけでない存在感を示すためにも、巧みなバットコントロールに加えて力強い打撃を取り戻さなければいけない。(金額は推定)