ロッテ高坂俊介球団社長(41)は25日、千葉市内の球団施設で、2軍施設移転の本格検討していることを明かした。

現在使用されているロッテ浦和球場は89年から2軍本拠地となっている。近年はチーム戦略上、グラウンドの数、トレーニング施設、選手寮が手狭になってきているため、本格的なファーム移転の必要制を検討。

候補地に関しては、24年に募集方法など含め正式に発表して、幅広く募集し、早ければ25年の春には決定予定。

候補地として重視する項目は3点。

1、立地、敷地、施設。ZOZOマリンとの車の移動距離が約1時間(千葉県内や茨城県南部など)、練習環境がある程度確保できる敷地に、複数のグラウンド、トレーニング設備、選手寮などを整備できること。

2、地域との連携。地域住民、自治体、企業と連携協力する体制がある自治体であること。

3、永続的な運営ができる自治体。10年、20年と先を見据えたプランを提案することができ、その計画が組める自治体であること。

高坂社長は「ファーム施設はチーム・選手育成が主な役割ですが、移転先では地域の方々と連携して地域活性や野球振興にも取り組めたらと考えています。多くの自治体の皆さまと協議させていただき、地域と千葉ロッテマリーンズの未来にとって良い選択ができればと考えております」とコメントした。

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