おじさんの星、夢昇給だ! ソフトバンク和田毅投手(42)が25日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉を行い、3500万円増の年俸2億円プラス出来高の単年契約でサインした。

チーム最年長ながら有原の10勝に次ぐ8勝を挙げるなど大奮闘。2億円復帰は18年の4億円以来6年ぶりだが、1億円に下がった19年以降は維持かアップのダウン知らずで、アンチエイジング的に右肩上がりだ。更改は和田が大トリで、外国人を除く全選手との契約が完了した。

和田の一問一答は以下の通り。

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-今季を振り返って

和田 個人的な成績は昨年より良かった部分が多かったけど、それがチームの成績に直結していない。もっと自分がいい結果を出せれば、順位は上げられると思います。

-若手に思うこと

和田 これは阪神に移籍した大竹が育成で入った時に言った言葉ですが、僕は育成選手はプロ野球選手ではないと思っている。少し厳しい言い方になりますが、(支配下選手と同じ)ユニホームを着てプレーをするのはぜいたくだなと思う。メジャーの世界ではマイナー選手は違うユニホームを着る。メジャーに上がらないとメジャーのユニホームは着れない。それを認識して日々を過ごしているのかなって、疑問に思うことがたくさんある。ユニホームを変えてもいいんじゃないかなと思うぐらいです。一生懸命にやっているとは思うんですけど、自分はまだ物足りないかなと感じています。

-来季への意気込み

和田 昨年から2桁勝利を目指してやっているんですけどね。今年はチャンスがあった中でできなかった。来シーズンはできるように努力して、イニング数も伸ばしていきたいです。

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