TBSで31日に放送された「WBC2023ザ・ファイナル」で、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が侍ジャパン投手陣に「データ活用術」をもたらしていたことが放送された。

2月に宮崎で行われたキャンプでは、ダルビッシュのブルペン投球を見るためにネットの後ろに投手陣が大集合。ダルビッシュは1球1球ボールの回転数や変化量を計測するトラックマンを確認しながら投球していた。

その後、ロッテ佐々木朗希投手(22)もトラックマンを活用するようになった。投球で出た数値に基づいて、ダルビッシュからアドバイスを受けるシーンが放送された。

ドジャースへの移籍が決まった山本由伸投手(25)も「ピッチングの内容、配球的なものは(データを)すごく取り入れました。新しいピッチングのスタイルができました」と”ダル効果”を明かした。