チームロン毛に挑戦状!? 西武ドラフト6位の村田怜音内野手(22=皇学館大)が7日、新品のバリカンを手に埼玉・所沢市内の若獅子寮に入寮した。196センチ、110キロの堂々たる体格に、丸刈り頭というインパクトある姿で登場。西武では長髪の高橋や今井が結成している「チームロン毛」が話題だが、短髪チーム結成の可能性を問われると「僕が有名になれたら考えたいと思います」と将来的な“対抗”について語って笑いを誘った。

小中学校時代はスポーツ刈りだったが、三重・相可高時代から丸刈りスタイルを貫いている。「自分は天パ(天然パーマ)なので、伸びてきたらクルクルしてきてそれがいや。髪の毛は野球において僕は必要ない」とキッパリ。伸ばしたいと思ったことはと問われても「ないです」と言い切る。月1度の頻度でメンテナンスを行い、2、3ミリほどの長さの行き来が続いている。

バリカンは入寮前に大学の1つ下の後輩からプレゼントされた。「これで気合を入れてください」という言葉とともに受け取った。「これまではやってもらってましたけど(今後は)やってみようかな」と初のセルフカット挑戦にも意欲的だ。

武器は恵まれた体を生かした長打力。「やっぱり一番インパクトの残せる部分は打撃。こいつを使いたいと思われるような選手に」と目標を描く。座右の銘は「ちりも積もれば山となる」。1つずつコツコツとプレーでも存在感を見せていく。【山崎純一】

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