広島の新入団選手が7日、広島・廿日市市内の大野寮に入寮した。

ドラフト1位の常広羽也斗投手(22=青学大)は最小限の荷物で広島入り。ゲーム機や漫画に加え、テレビも持参しなかった。段ボール2箱分の荷物のみを歴代のドラフト1位選手が過ごした104号室の“出世部屋”に運び入れた。「テレビは見ないんですよ。ゲームもしない。携帯ゲームも全然できなくて。冷蔵庫は買おうと思いますけど、それぐらいです。物が少ない方が片付けとかも楽になる」。1軍に定着すれば大州寮へ移ることになる。荷物が少ない分、引っ越しも楽になる。

青学大の同期・阪神ドラフト1位の下村が漫画「ドラゴンボール」のキャラクターに両者を例えたことを伝え聞くと「永遠のライバルと思ってくれるならありがたい。うれしいです」と笑い、「いずれ1軍で戦えたら」と続けた。門出に新たな決意を胸にした。

【関連記事】広島ニュース一覧はこちら―>