中日松山晋也投手(23)が13日、ナゴヤ球場で今季初めてブルペン入りした。オリックス平野佳寿投手(39)が行っている自主トレに15日合流予定の右腕が準備を完了した。

日米通算250セーブで名球会入りした球界を代表する守護神への弟子入りを前に万全の準備を整えた。木下相手に力のこもった遠投をこなすと、そのままブルペンに移動して13球を投げ込んだ。

初参加はもちろん、対面するのも実質的には初となる憧れの守護神。可能な限りの準備は当然との思いがブルペンへと走らせた。「そこは失礼にあたらないようにですね。野球に対する姿勢。打者への攻め方。フォーク投手としての特徴などいろいろ吸収させていただければと考えています」。2年目のさらなる飛躍に向けて志願、実現する平野塾への思いを明かした。

昨季、育成ドラフト1位で入団。1年目で支配下登録されると36試合に登板。防御率1・27で救援陣の一角に加わった右腕が平野塾でさらなる成長をはかる。

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