阪神の新外国人ハビー・ゲラ投手(28=レイズ)が、沖縄・宜野座春季キャンプ第5クール初日の22日、来日2度目の打撃投手で抜群の投球を披露した。

岡田彰布監督(66)がネット越しに後ろから見守る中、小幡、ミエセスを相手に20球を投げ、安打性の打球を0本に抑え込んだ。直球は小幡の1打席目で投じた2球目、真ん中付近へ来日最速となる159キロを計測した。

切れ味の鋭いカットボールなどで4つの空振りを奪取。20球でボールは5球と制球力の高さもみせ、状態の良さをうかがわせた。指揮官も勝利の方程式入りへ期待する剛腕が、ここから実戦モードへと入っていく。

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