西武は12日、本拠地ベルーナドームに設置されている「ここに当てたら1億円」看板を、右翼側から左翼側に“コンバート”したと発表した。

昨春登場した立飛ホールディングス(東京・立川市)の看板で「ここに当たれば¥100,000,000」と大きく表示されている。1軍公式戦で本塁打の打球を直撃させれば、チームを問わず、当てた選手に1億円を贈呈するというものだ。

昨季は右中間席の上部に設置されており、ボールを当てるには150メートル飛ばす必要があった。シーズンオフの11月、球団スポンサーと監督・選手の懇親会で、佐藤龍世内野手(27)が「レフト側だったら右打者でも狙えるんですけどね」と発言したことで移設が決定。今度は推定140メートルとなっている。

1億円ゲットに近い男と目されるのがメジャー通算114本塁打のヘスス・アギラー内野手(33=アスレチックス)。賞金額の大きさに目を丸くした新助っ人は「もし当てることができたら、チームのみんなで豪華なディナーに行きたいね! 呼吸や投手との間合い、スイングなど、すべてがうまくかみ合ったら当てられると思う。打席から見た感じでは、絶対に無理とは思わないね。やってみないとわからないけど、自信は70%くらいかな」と強気のコメント。「距離と角度が問題だよね。もちろん狙いたいし、たくさん挑戦できるようにコンディションを整えて、多くの打席に立てるように調整していくよ!」と意気込んだ。

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