中日は25日、ともに育成契約で今季加入したクリスチャン・ロドリゲス内野手(21)と尾田剛樹外野手(23)を支配下契約を結ぶと発表した。

キューバ出身のロドリゲスは184センチの細身ながら、春季キャンプから高い身体能力と守備力を発揮した。オープン戦は15試合出場で、34打数5安打、打率1割4分7厘。打撃に課題はあるものの指揮官は「守れる選手」と評価し、遊撃の開幕スタメンに抜てきする方針を示していた。

尾田は育成ドラフト3位でBC・栃木から入団。俊足と広い守備範囲を武器にオープン戦18試合に出場。19打数3安打、打率1割5分8厘ながらも2盗塁を決め、守備、代走のスペシャリストとして期待されている。

◆クリスチャン・ロドリゲス 2002年3月31日、キューバ出身。昨季はキューバリーグで打率2割4分5厘。U-23キューバ代表にも選出された。184センチ、74キロ。右投げ、右打ち。推定年俸1000万円。

◆尾田剛樹(おだ・ごうき)2000年8月3日、兵庫県出身。高野山高-大阪観光大-BC栃木を経て育成ドラフト3位で中日入団。175センチ、74キロ。左投げ、左打ち。入団時の推定年俸は300万円。

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