ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が28年まで契約を延長することが25日、分かった。今季で3年契約が満了し、来季から4年総額40億円規模で基本合意。年俸10億円はオスナと並んで日本球界最高年俸となった。この日はペイペイドームの投手練習に参加。「チームからは何も出ていないので話すことはないです」に話すにとどめた。

今季は来日8年目で先発に初挑戦。オープン戦では3試合に登板し、計10回1/3を3失点、防御率2・61と抜群の安定感を示した。すでに開幕ローテ入りが確実。開幕カード第2戦、3月30日オリックス戦(京セラドーム大阪)での先発が予定されている。「ローテーションに入れてくれたということは信頼があるということ。いい結果を出せるように頑張りたい」と意気込む。

球団はオフに絶対的守護神のオスナと4年40億円、スチュワートとは2年14億円で新たに契約を結んだ。出来高払いなどを含め、1軍助っ人投手だけで総額100億円規模の大補強。さらに昨季加入したヘルナンデスも活躍次第では契約延長も検討している。莫大(ばくだい)な資金力を生かし、4年ぶりのV奪還へ突き進む。

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