西武ドラフト1位左腕の武内夏暉投手(22=国学院大)が、27日の2軍ロッテ戦(カーミニーク)で調整登板する見込みとなった。

プロ初登板は開幕2カード目、4月3日のオリックス戦(ベルーナドーム)が有力とされており、1週間前の2軍の試合で登板機会がありそうだ。

25日は本拠地ベルーナドームで行われた投手練習に参加した。開幕投手を務める今井達也投手(25)や、平良海馬投手(24)らとともに、キャッチボールやランニングなどで体を動かした。次回のテーマについて「前回(オープン戦で)あんまりよくなかったんで、もう1回変化球の精度というか確認を。カーブ、スライダーですね。曲がりの部分で」と話した。

オープン戦では2試合に登板した。13日中日戦では4回1安打無失点5奪三振と好投。20日広島戦では5回6安打3失点(自責2)でやや課題を残した。カーブとスライダーは空振りを奪った球もあったが「引っかけたボールが多かった。キャッチボールからそこは修正できているので」と次戦で確認するつもりだ。「やりたいことはできてますし、トレーニングもちゃんと積めて、本当に順調だと思う」と最後の仕上げを行いシーズン本番に備える。【山崎純一】

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