開幕2戦目の先発を託された楽天荘司康誠投手(23)が、4回82球、7安打5失点と苦しんだ。「自分の思うような球を投げられなくて、イニングを追うごとに良くしていきたかったんですけど、どんどん悪くなって、なかなかチームに流れを持って来られなかった」と唇をかんだ。

初回、いきなりの連打で先制点を献上。1点を勝ち越した直後の3回には、1死一塁からの3連打で勝ち越され、4回には古賀にソロ本塁打を浴びた。「やっぱり相手も、自分の中で何か足りないと簡単にこうなってしまうなというのはすごく感じた」と振り返った。

荘司は9日のオープン戦日本ハム戦(静岡)で右膝の違和感により1回で緊急降板。23日巨人戦(東京ドーム)で復帰していた。オープン戦では4試合に登板し、計12回2/3を2失点(自責0)と好投。今江監督は「荘司はオープン戦からずっと良くて、良すぎるまま入った。やはりシーズンに入るとそんなに甘くない。今日、彼は身に染みて感じたと思う」と話した。

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