プロ初先発の楽天内星龍投手(21)が、きっちりゲームメークした。6回78球、4安打3失点(自責2)5奪三振と力投。「立ち上がりは前回のオープン戦の登板よりもバッターと勝負できていたかなと思います。ただ、今日は3回の2アウトからの四球という部分に尽きますね。4~6回は切り替えて先頭、2アウトからもしっかりと集中して打ち取れましたが、3回のところは次回に向けての改善点です」と落ち着いた口調で話した。

ドジャース山本をほうふつさせる、すり足気味のフォームから最速151キロの直球を軸にテンポ良く投げ込んだ。初回、2回を3者凡退。3回は若林、炭谷を連続三振で斬り、簡単に2死としたが、続く源田に四球を与え、3連打と味方の失策が絡んで3点を先行された。

4~6回は立ち直り、同点のまま6回を投げ終えたところで降板した。1軍デビューした昨季は救援で活躍し、53試合で4勝2敗、防御率2・28と力を示し、今季から先発に転向していた。

【関連記事】楽天ニュース一覧