楽天小深田大翔内野手(28)が、今江敏晃監督に指揮官1勝をプレゼントした。パ・リーグで唯一開幕2連敗していたが、延長11回にサヨナラ犠飛を放ち、西武に4-3で勝利。5打数3安打2打点1盗塁で打線をけん引した。

小深田が熱戦に終止符を打った。延長11回1死一、三塁、カウント1-1から糸川の129キロシンカーを左翼へ運んだ。「ちょっと浅いフライだったんですけど、辰見鴻之介がよく走ってくれました」。クロスプレーになりながらも、ヘッドスライディングで生還した育成出身の23歳をたたえた。

3回の適時打など今季初の猛打賞をマークした。「今日は結構よかったと思うので、継続してできるようにって感じです」。辰見と並んでお立ち台に上がり「最後に頂を見られるように、明後日からも頑張ります。応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

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