阪神岡田彰布監督(66)の采配が当たった。

前日4日のDeNA戦(京セラドーム大阪)に続いて佐藤輝明内野手(25)を5番ではなく6番に下げ、シェルドン・ノイジー外野手(29)を今季初めて5番で起用した。

すると2回。四球の大山悠輔内野手(29)を一塁に置いて、ノイジーはカーブをすくい上げて左翼席に先制の1号2ランを放った。「緩いボールにいい感覚でコンタクトできたね。この調子で次の打席も頑張るよ」。

左翼は開幕から左打ちの前川右京外野手(20)と右打ちのノイジーの併用。基本的に、投手の左右で使い分けられていた。この日は右投手のサイスニードが先発だったが、ノイジーを指名した。

阪神は前日までチーム別単独最多の5本塁打で、これが6本目となった。昨年はリーグ5位の84本塁打だったが、大きく上回るペースでアーチが飛び出している。

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