新守護神の楽天則本昂大投手(33)が、今季2度目のサヨナラ勝ちを演出した。

2-2の9回から5番手で登板。セーブシチュエーションではなかったが「しのいで、しのいでできたんで良かった」。先発藤井が5回2失点と好投し、救援陣の藤平、酒居、宋家豪は無失点リレー。自身も最終回で仕事を果たし、鈴木大のサヨナラ打につなげた。

則本がほえた。先頭緒方に四球を与え、犠打で1死二塁とされるも、動じない。9番牧原大はフォークで二ゴロ。2死三塁となったが、1番周東は149キロ直球でゴロに打ち取り、二塁小深田の好守にも支えられてピンチを脱した。「状態がどうであれ結果がすべてなんで、今日はゼロに抑えられたことは良かった。その中で反省点も出てるんで、次に切り替えてやっていきたい」と力を込めた。

4月2日の日本ハム戦でのプロ初セーブに続き、今季3度目の登板で初勝利を挙げた。これで楽天の連敗は3でストップ。通算勝利数を115に伸ばした新守護神が、これからもチームに安心感をもたらしていく。

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