プロ初登板初先発のDeNA小園健太投手(21)の初陣はほろ苦デビューとなった。

22年ドラフト1位の松尾とのフレッシュなバッテリーを組んで臨んだ一戦。1回先頭、中日三好からカーブで見逃し三振を奪って立ち上がるも、続く田中に四球。4番中田にも四球を与えて2死一、二塁から細川に左前への先制適時打を浴びた。

2回にも1死満塁から田中の二ゴロと高橋周の一塁への内野安打で2失点。3回には2死一、二塁から投手・松葉に右前への適時打を打たれて降板し「立ち上がりから良いボールはありましたが、ゾーン内にコントロールできず後手になってしまいました。また緊張、力みもあり攻めの投球ができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と反省した。

悔しそうな表情を浮かべてマウンドを後にした。21年ドラフト1位右腕のデビューマウンドは3回途中7安打5失点3四球となった。3年目以降にデビューした投手が初登板初勝利なら球団史上初だったが、プロ初勝利はお預けとなった。【動画】DeNA小園健太がプロ初奪三振!先頭打者三好を117キロのカーブで見逃し三振