オリックスの先発山下舜平大投手(21)が、5回7安打1失点(自責0)で降板した。

初回は3人で片付けた、2回には1死から単打3連打を浴びて満塁のピンチを無失点で切り抜けた。3回には味方守備のミスもあって拡大した1死三塁のピンチで浅村に甘く入ったカーブを捉えられ、左中間への適時二塁打で先制点を献上した。4、5回も走者を出しながらも追加点を許さなかったが、球数107球で降板。味方の援護なく今季初勝利はお預けとなった。

山下は球団を通じて「どんどんゾーンで勝負しにいこうと思っていましたが、球数が増えてしまい、リズム良く投げることが出来ませんでした。先発としてもう少し長いイニングを投げられるようにしていかないといけませんが、真っすぐで押すことが出来た場面もありましたし、なんとか最少失点で粘れた部分は良かったと思います」とコメントした。

前回3日の敵地西武戦では自己ワーストの8四死球と乱れたが、この日は2四球にとどめた。この日の最速は自己最速まであと1キロに迫る159キロを計測した。

【関連記事】オリックスニュース一覧