今季からクローザーに転向した楽天則本昂大投手(33)が、本拠地初セーブを飾った。

3点リードの9回に5番手で登板。先頭山口を143キロフォークで空振り三振に封じると、続く佐藤は149キロ直球で投ゴロに封じた。最後は代打角中に153キロ、152キロ、151キロと力勝負で3球三振。「本拠地の登板は楽しかったし、うれしかったです」。渾身(こんしん)のガッツポーズで試合を締めた。

楽天モバイルパークでのセーブシチュエーションは初めての経験だった。球場が暗転する演出の中で登場。「めちゃくちゃかっこよかったです。ライブみたいでしたね」と振り返りつつ「球場の雰囲気がよかったです。大歓声をいただけたので震えあがりました」と自身3セーブ目を挙げた。

13日のロッテ戦では今季初勝利を目指す2年目の荘司が先発する。「明日は荘司が完封してくれると思います」と自身の2連投はないことを予告? した。

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