巨人岡本和真内野手(27)が珍二塁打で先制点を呼び込んだ。

6回1死二塁。広島森下の初球148キロ直球を強振した。打球は内野に高々と舞い上がる。広島の内野陣が天井を見つめる中、白球は落ちてこない。内野フライかと思われた打球は、天井の懸垂物の中に入った。球場ルールでエンタイトルツーベース。規格外のパワーでまさかの形を呼び込み、先制タイムリーとなった。

審判は「天井の懸垂物に挟まり、落ちてこないので、エンタイトルツーベース。ランナー二塁でスタートします」と説明した。

 

◆東京ドームの特別グラウンドルール 打球が、フェア地域内にある天井の穴または隙間に入り込んだ場合、あるいは懸垂物に挟まった場合は、ボールデッドとし、打者および走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる。

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【動画】ボールが落ちてこない…巨人岡本和真が珍しい形で先制打