阪神が引き分けをはさんで今季初の3連敗を喫し、今季ワーストの借金3となった。これで阪神はバンテリンドーム(ナゴヤドーム)通算200敗目(87勝8分け)となった。

初回、2死一、二塁で5番佐藤輝明内野手(25)が中日先発のメヒアから中堅へ2適時二塁打を放ち、先制した。

先発の大竹耕太郎投手(28)は5回まで安打4本を許しながら、無失点の力投。だが、6回に突然崩れた。先頭の2番田中にこの日初の四球を許し、3番高橋周に3打席連続となる安打を浴びて無死一、三塁。4番中田に5球目、内角の直球を中前に運ばれ、1点を失った。続く5番細川にも左前打を許し、無死満塁となり、2番手岡留英貴投手(24)がコールされた。

絶体絶命のピンチでマウンドを託された右腕は、代打中島の右手首付近に死球を当て、押し出し。同点となり、7番宇佐美に勝ち越しの左前適時打を浴びた。さらに1死後、村松に再び押し出し四球を与え、3失点。首位中日打線の勢いを止められなかった。

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