日本ハム福島蓮投手(20)が17日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)でプロ初登板初先発することが14日、分かった。

190センチの長身から投げ下ろす最速153キロのストレートが武器で、7日のイースタン・リーグ楽天戦では、5回2安打1失点と好投し、上体の良さをアピール。金子千尋ファーム投手コーチ(40)からは「先発ですごいピッチャーになる」と、高い評価を受けていた。

21年育成ドラフト1位で八戸西(青森)から入団し、3年目の今季、3月14日に支配下登録。会見では新庄剛志監督(51)から80万円の高級オーダースーツをプレゼントされ「どこで着ればいいんですかね」と動揺も、直後の広島とのオープン戦では、自己最速に迫る152キロをマークするなど、堂々とした投球を披露していた。期待の若武者が本拠エスコンフィールドで1軍デビューし、連敗中のチームにフレッシュな風を吹かせる。