楽天は投打がかみ合い、オリックスに逆転勝ちで最下位を脱出した。

今江敏晃監督(40)は「初回にポンセが2失点して少し重苦しかったけど、野手が本当にいい形ですぐに逆転してくれた。ポンセもその後しっかりとリズムよく投げてくれた。守備も、テンポよく行ってくれたので、いいプレーが出た」と目を細めた。

1回表に2点を先取されるも、その裏すぐに3得点で逆転。ポンセは2回から立ち直り、辰己、村林らの好守も飛び出した。

ターリー、則本と感染症による離脱が続いている。この日は選手はいなかったが、スタッフが症状を訴えた。試合前、今江監督は「ブルペンが、どうしても密集して。ちゃんと考えないと」と感染拡大を恐れた。リリーフ陣に不安が残る中、先発投手が7回まで投げたのは大きい。野手も打って、守ってもり立て、3連戦初戦をゲットした。開幕から6カード目。今度こそ、勝ち越しだ。

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