阪神の新・勝利の方程式「KIG」継投がハマり、接戦をモノにした。2点リードの8回から桐敷が登板。2死から門脇に左翼線への二塁打を許すも、4番岡本和に「四球OKくらいで、広くボールを投げられた」と最後は外角いっぱいに149キロ直球を決め、見逃し三振でピンチを脱した。

8回にバトンを受けた岩崎は、2死から代打オコエに遊撃への内野安打を浴びるも、吉川を三ゴロに料理。これで開幕から9試合連続無失点を継続し、巨人戦での登板した際は19試合連続で負けなしと「不敗神話」を継続させた。左腕は「こういう(接戦の)試合を取っていけるように続けていきたい」と力を込めた。

ラストは新助っ人ゲラが「3人で終わらせるつもりでいった」と注文通りの3人斬りで3セーブ目をゲット。今季初の並びとなった「KIG」の鉄壁リレーを完成させた。ダブルストッパー体制について岡田監督は「まだ流動的ですね」と継続することを示唆した。

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