日本ハム新庄剛志監督(52)が、清宮幸太郎内野手(24)の今季初の1軍昇格を明言した。

この日、アンドリュー・スティーブンソン外野手(29)が登録抹消。指揮官はその理由を「(スティーブンソンには)打席を立たせて感覚を取り戻した方が早いと思ったので」と説明しつつ、代わりに昇格する選手について「ケガから治って復帰した清宮君を呼んで」と話した。

19日のロッテ戦(エスコンフィールド)から合流する予定。新庄監督は「映像で見ている。ボールの捉え方はいいし、ライナー性の打球はよく打っているし。見極めもできている。あとはこっちにきてもっともっとテンション上がると思うんで。きれ~な弾道の高いホームランを打ってくれるんじゃないですか」と期待した。

ポジションについても言及。昨季、主に守っていた三塁には現在打撃好調の郡司が入っており、「サードもありの…清宮君のレフトをちょっとずつ守らせていこうかな。まあ清宮君の方が肩が強いので。後は練習をしていきながら、試合で見ていきながら。どっちの方がいいのかを決めていきながらも(現在2軍調整中の)野村君は待ちたいですね」。14日のイースタン・リーグで清宮は初めて二塁を守っていたが「(1軍では)ないですね」と即答。19日のスタメン起用については「それについては、ちょっとまだ…考えているから…使います(笑い)」と“ほのめかした”。

清宮は春季沖縄キャンプ直前の先乗り自主トレの最中に左足を負傷。開幕後は2軍で調整を続け、57打数17安打5打点、打率2割9分8厘と、調子を上げてきていた。

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