2戦連続先発の広島宇草孔基が、値千金の決勝2ランを放った。

0-0の7回2死一塁からヤクルト吉村の直球を捉えて右翼席に運んだ。自ら招待した両親、常総学院の恩師佐々木前監督らがスタンドで観戦。「いつまで野球できるか分からないので“来てください”と。初めて招待しました。ひとついいところを見せられて良かった」。昨季1軍出場なしの男が、慣れ親しんだ神宮で輝きを放った。