阪神がクリーンアップの3連打で一気に試合をひっくり返し、今季最長の8連勝で2位に浮上した。今季18度目の逆転勝ちはリーグ最多となった。

1点を追う6回、先頭の近本が死球で出塁すると、中野がきっちり犠打を決めて1死二塁。ここで打席に立った3番森下翔太外野手(23)がDeNAジャクソンの直球に詰まりながらも、中前適時打。さらに4番佐藤輝明内野手(25)が右前打で続くと、5番大山悠輔内野手(29)が勝ち越しの中前適時打を放った。

絶好調の主軸に導かれるように、2死一、二塁から木浪も四球で出塁し、坂本が左翼へ2点適時打を放ち、この回一挙4得点。森下は2リーグ分立後球団4位タイとなる8試合連続打点、佐藤輝は自己最長タイの11試合連続安打とこの日も勢いは止まらなかった。

先発の村上頌樹投手(26)は2回にプロで初めて1イニング3四死球を出して先制を許すも、その後は危なげない投球。7月26日中日戦(甲子園)から自身連勝で今季5勝目を挙げた。

阪神は甲子園100周年を祝う前カードの巨人戦で3連勝。長期ロード初戦となったこの日も、波に乗る強さを見せつけた。

▼阪神の8連勝は今季最長で、23年9月1日ヤクルト戦~14日巨人戦11連勝以来。なお、球宴明け初戦からは7連勝。これは57年に8連勝して以来、実に67年ぶりだ。これでセ・リーグ50勝一番乗り。21年以来3年ぶり。

▼阪神のチーム得点圏打率2割7分2厘はセ・リーグでは断トツの1位。12球団でもロッテ2割8分に次ぎ2位だ。なお8連勝中にチームは得点圏で85打数40安打、打率4割7分1厘。好機を逃さない猛攻が、快進撃を導いている。