阪神大山悠輔内野手(30)が8年連続で2桁本塁打をクリアした。4-2の7回2死一塁、左腕ハーンの155キロをたたき、右翼ポール際に低い弾道で放り込んだ。3ボールから狙い定めてスイングするなど剛腕と力勝負。最後はフルカウントから外角高めをとらえた。「後ろにつなぐ意識をもって自分のスイングを心がけました。追加点につながる結果になってよかったです」と納得の表情だ。
6回の守備では、及川のスーパー救援で広島の勢いを食い止めていた。その直後の2点だけに、与えたダメージは倍増だった。
今季10号。プロ2年目、18年からの2桁アーチをまた継続した。阪神の生え抜きでは岡田彰布の12年連続以来。5番打者として打点を求められている今年は長打よりもケース打撃を優先。本塁打が出にくい役回りでも、ここぞの1発がチームの力になっている。
佐藤輝が欠場したこの2試合は昨年までの指定席「4番」に入った。4番での1発は昨年9月7日以来だった。「チームが勝ったことが一番。残り試合も少なくなってきているので、しっかり1試合1試合を大事にして、やっていきたいと思います」。次なる戦いをにらみながら、1球に集中している。【柏原誠】



