オリックス山下舜平大投手(23)が、大舞台で下克上を演出する。プロ5年目の大器が、11日のCSファーストステージ第1戦で先発。ポストシーズン初登板ながら、不安などない。大事な初戦を任されたことにも「あまり特別感は感じないですけど。いつもと同じ感じです。試合数は決まってるので、出し切りたいなっていう気持ちはあります」と気負いはなかった。
今季は腰のコンディション不良の影響で出遅れた。慎重に調整を続け、9月に1軍初登板。9月4日西武戦で388日ぶりの勝利を飾った。4試合に登板して1勝0敗1ホールド、防御率1・25。「過去のことは気にしすぎず、もう目の前に集中できれば」。シーズンを通して活躍できなかった。その悔しさがあるからこそ、CSでの登板を心待ちにする。
日本ハム新庄監督も山下の能力を認める。四球をいかに選ぶかを攻略のポイントに挙げるなど警戒したが、本人は全く気にしていない。「自分の投球だけすればいいかなと。見てくるのなら、自分は攻めるだけかなと思う。引かずにどんどん行こうかなと思います」。CS下克上へ。大事な第1戦。23歳右腕がチームに勢いをつける。【林英樹】
◆CSファーストステージの主なルール シーズン2位と3位が3試合制で対戦し、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出。引き分けを除いた勝利数が同じ場合は2位球団が勝者となる。球場は2位のホーム。延長は12回まで。12回終了後、同点は引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点で終了となる。予告先発を採用。



