「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が、午前10時30分、東京ドームに静かに幕を開けた。
今季オリオールズでプレーした菅野智之投手(36)も参列し、閉会後には指名献花の列に並んで静かに手を合わせた。
新人時代のキャンプから声をかけてもらっていたことを回想し、菅野はゆっくりと言葉を紡いだ。
「本当に今の野球界にはいないような、スーパースターという言葉が一番よく似合う選手であり、監督さんだったと思うので。これだけ日本の野球が発展したのは間違いなく長嶋さんのおかげだと思う。感謝の気持ちを持って参加させていただきました」と、胸の奥の思いを語った。
長嶋氏が亡くなった6月3日の翌日、菅野は敵地シアトルで7回1失点の好投を見せ、5勝目を挙げていた。
当時の心境を問われると、「月並みな言葉になってしまうと思うんですけど、本当に驚きというかびっくりして。去年もすごく元気そうな姿を拝見していたので、それと同時に試合の前日だったので、明日の試合は絶対に抑えなきゃいけないなっていう気持ちでやりました」と振り返った。
国内最大規模のお別れの会に参列した菅野は、改めて言葉を続けた。「本当に多大なる功績というか、野球界にすばらしいものを残してくれたと思っているので、僕なんか足元にも及ばないんですけど、何かこう、今後野球界に少しでも何か残していけたら、長嶋さんの思いであったり、そういうものを継承できたのかなって思うので。そういうものを残せるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。



