先発した日本ハム浅利太門投手(23)が新庄剛志監督(54)の教えにならい、好投した。3回を投げ2安打3奪三振無失点。初回、2回と先頭打者を出塁させたがいずれも後続を断ち、無失点でしのいだ。「フォームの修正だったりだとか、変化球も少し増やしたんで、すごく手応えを感じました。スライダーとカットボールのコンビネーションも新しく作った球種のコンビネーション。そこも悪くはなかった」と振り返った。
中止になった2月25日の沖縄でのヤクルト戦前のブルペン投球で、新庄監督からクイックについてアドバイスを受けていた。浅利は「自分のクイックが速くないので、そこの修正の話をしていただきました」。走者を出した場面でも、流れを譲らず、ロッテ打線を翻弄(ほんろう)。「(新庄監督から)ランナーがいない時でもタイミング外すようなクイックというアドバイスもいただいていた。バッターからしたら嫌な形になってくれてたらなと思いました」と好感触を得ていた。
女房役は高卒ルーキーのドラフト5位藤森海斗(18=明徳義塾)。年下だったが「試合前から『強気に攻めた配球をしてもいいですか』と言ってくれて、新人の後輩ですけど、しっかり引っ張ってもらって投げられました」と感謝した。
新庄監督の肝いりで1軍キャンプ完走した2年目右腕が開幕1軍に向けてアピール。今後に向けては「開幕に向けて(直球の)出力は課題になってくると思うので、そこと今回良かった変化球の再現性をより上げていきたい」。地道にチャンスをたぐり寄せる。



