<西武9-5オリックス>◇25日◇西武ドーム

 4時間30分の死闘にピリオドを打ったのは、選手会長の西武赤田将吾外野手のひと振りだった。同点の延長11回に飛び出したのは、打った赤田本人もビックリのサヨナラ満塁本塁打だ。「最高に気持ちいいです!」。赤田がお立ち台で絶叫すると、応援団も大歓声で応えた。「練習でも出たことのない打球が出ました。打った瞬間、入ったと思いました」と決勝打を振り返った。