<阪神4-3広島>◇9日◇甲子園

 阪神の5年目右腕、鶴直人投手(23)が、広島戦(甲子園)で、プロ2度目の先発。勝敗こそつかなかったが、6回4安打2失点(自責0)と好投し「なんとか乗り切れました」と笑みをもらした。最速143キロの直球、スライダーに「今日、一番良かった」というシュートで、広島打線を4安打に抑えた。勝ち投手目前の5回には、2本の長打やエラーもあり2-2の同点とされたが、次の6回は3人でピシャリ。「最初は緊張しましたけど、みんなから『大丈夫、大丈夫』と言われて、助けられました」と話していた。

 [2010年5月9日20時47分]ソーシャルブックマーク