<阪神2-2中日>◇9日◇甲子園

 阪神ががけっぷちから同点に追いついた。1点を追う9回1死一塁から代走大和が盗塁死。2死走者なしまで追い詰められたが、藤川俊介外野手(23)がフルカウントから右越えに三塁打を放つと、続く代打の切り札、桧山進次郎外野手(41)が右前にしぶとく落とし、中日の守護神岩瀬から1点をもぎ取った。桧山は「藤川が三塁まで行ってくれたので、向こうは開き直ってくるだろうと思い、こっちも開き直って初球から思い切りいきました」と殊勲の一打を振り返った。

 [2010年9月10日2時35分]ソーシャルブックマーク