<ヤクルト4-6広島>◇10日◇神宮

 ヤクルトのユウキ投手(31)と志田宗大外野手(31)には引退試合となった。ユウキは6回に登板し、独特の緩い球を交えながら石原を空振り三振に仕留めた。「13年間、けがばかりしてきたが、たくさんの人に助けられた。感謝しかない」。志田は8回に代打で三ゴロに倒れた後、右翼の守備に就いた。貴重な控え要員だった男は「どれだけの『ありがとう』を並べても足らない」と目を潤ませた。

 [2010年10月10日23時51分]ソーシャルブックマーク