日本ハム・ダルビッシュ有投手(24)が、最速150キロの豪快試運転をした。19日、今季初の実戦登板となる紅白戦(国頭)の白組で先発。詰まり気味の1安打を許したが、1回2死三塁から売り出し中の中田翔内野手(21)を3ボール2ストライクから、スライダーで見逃し三振。初球に150キロをマークするなど格の違いを見せつけ、上々のスタートを切った。愛弟子との対決に気迫十分だったダルビッシュは「あいつのことを相手にしているより、自分の調整」と涼しい顔。中田が苦笑いするほど、圧倒的な力と技でねじ伏せた。

 [2011年2月19日16時42分]ソーシャルブックマーク