西武からFA移籍した涌井の人的補償にロッテ中郷大樹投手(29)が指名され、両球団から発表された。

 中郷のコメントは以下の通り。「プロ野球の世界にいる以上は、こういうことが起こりえることは覚悟をしています。今は寂しい気持ちの方が強いのが正直なところですが、とにかく西武ライオンズで精いっぱい、頑張って、プロ野球選手として、しっかりと結果を出したいと思っています。ロッテでの一番の思い出は12年にプロ初勝利を挙げたことと、昨年のQVCマリンで行われた巨人戦(2013年6月1日)にて同じ徳島県出身の服部さんと2人でピンチ(1点リードの7回一死一、三塁で中郷が長野を一飛。服部が村田を中飛)をしのぎ、チームが勝ったことです。最後に、このプロの世界に入るチャンスを頂いた千葉ロッテマリーンズに感謝をしています。そして、千葉ロッテマリーンズファンの皆様から熱い声援をいつも頂いたことをずっと、忘れません。本当にありがとうございました」。