日本ハム稲葉篤紀内野手(41)が痛めている左膝の手術に踏み切ることが13日、決まった。

 西武戦前に球団幹部や栗山監督らと話し合い、決断した。左膝は軟骨が損傷しており、内視鏡によるクリーニング手術を受けることになった。試合復帰まで5~6週間の見込みで、5月20日から始まる交流戦中の復帰を目指す。稲葉は「早く回復するための選択。前向きにとらえている」と、冷静に話した。

 1月の自主トレの時から、患部に違和感を覚えていた。オープン戦の途中から痛みが出始め、シーズン開幕直後に走る動作で強い痛みが出るようになった。打撃には問題がなく、試合前練習でも快音を響かせたが完治を優先させることになった。