広島久本祐一投手(35)が6月30日、広島市内の病院で「左肘尺側手根屈筋起始部(しゃくそくしゅこんくっきんきしぶ)損傷」で診断され、出場選手登録を抹消された。

 前日29日DeNA戦の投球中に左肘内側の痛みを訴え、緊急降板していた。左肘は09年に手術した箇所。野口チーフトレーナーは「本人は曲げると痛いと言っていた。腱と骨の付着部の損傷が激しい」と説明した。

 今後は患部を3週間ギプスで固定する見込みで、長期離脱は避けられなくなった。久本と共に小野淳平投手(27)も登録抹消され、永川勝浩投手(33)と今井啓介投手(27)が中継ぎ要員で7月1日に出場選手登録される。