<中日7-2阪神>◇6日◇ナゴヤドーム

 中日山井大介投手(36)が7回6安打2失点で今季10勝目を挙げた。6回に4安打を浴びて2点を失ったが、その裏にチームが1点を勝ち越し。7回には1死満塁のピンチを招いたが、鳥谷を直球で二塁併殺に仕留めて、7回を6安打2失点にまとめた。36歳で初めての2桁星は史上最年長だった。

 遅咲きの右腕は「いい投手の藤浪投手から先制点を取ってくれ、追いつかれても、また勝ち越してくれた野手の皆さんの気持ちを大事に。7回は必死でした。リリーフ陣のために1イニングでも多く投げたかったが、最低限の仕事はできたと思います」と振り返った。