9月に右膝半月板のクリーニング手術を受けた阪神緒方凌介外野手(24)が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜でボールを使った練習を開始した。

 これまでは球団施設内でトレーニングを行っていた。グラブを持ち室内練習場に向かうと、ネットに向かって40球程度白球を投じた。

 新たなステップに「最高でした。あらためて野球は楽しいと思いました」と満面の笑み。前日22日はチームのファン感謝デーに出席した。「ずっと室内(の施設)でやっていたので、久しぶりに太陽の光を浴びました。最後グラウンドを1周して、ファンの方に手を振って、なんだか恥ずかしかったです」。

 

 今季はシーズン序盤、28試合に出場。復帰に向けての段階に喜びをかみしめ、来季に向けてリハビリを行っていく。