<東都大学野球入れ替え戦:国学院大7-6日大>◇12日◇神宮第2

 国学院大(2部1位)が7-6で日大(1部6位)を下し、11年春以来となる1部復帰を決めた。1回に一挙4得点で2点差を逆転したが、5回までに同点に追いつかれた。7回に2者連続本塁打などで3点を勝ち越しも、8回には1点差に追い上げられた。白熱した展開を制した鳥山泰孝監督(36)は「初回の攻防から最後まで、異質なものが影響した、経験したことないぐらいすごい試合だった」と興奮気味に語った。

 7回途中から3番手で登板した杉浦稔大投手(3年=帯広大谷)は、8回に無死満塁のピンチを迎えた。適時打、押し出し死球で2失点しながらも「置きにいってど真ん中はダメ、自分のいい球を投げようと思い切り腕を振った」と3三振で1点リードを保ち、ほっとした表情を見せていた。