<明治神宮大会:法大1-0三重中京大>◇12日◇大学の部準々決勝◇神宮

 DeNAのドラフト2位、法大(東京6大学)三嶋一輝投手(4年=福岡工)が三重中京大(北陸・東海3連盟)を4安打完封した。2回以降毎回の16奪三振。直球は9回まで148キロを記録し、速球とスライダーで相手打線を揺さぶった。「甘い真っすぐを打たれていたし、調子はよくなかった。こういう試合こそ危ないので、1つ1つのアウトを大切に取りに行った」と振り返った。

 相手も楽天2位の則本昂大投手(4年=八幡商)らを擁し、味方打線も打ちあぐねたが、2回に8番木下拓哉捕手(3年=高知)の適時打で挙げた1点のリードを守りきった。