阪神先発投手陣にとって、13日からの広島3連戦が、交流戦ローテーションを賭けたサバイバルレースになる。現在、6人でまわしている先発陣は、交流戦から5人に減らす方針だ。

 岡田監督は「今(1軍にいる投手は)13人やろ?

 (交流戦の)最初の4試合はDHやし(メンバー変更は)そのへんやな。まあ、この6試合が終わってからや」と説明した。開幕から安定した成績を残す安藤、下柳、岩田は交流戦でも外せない。13日(富山)に先発予定のアッチソンと、15日(福井)に先発濃厚なボーグルソンと杉山が残る2枠を争うことになりそうだ。

 まずは「北陸シリーズ」で登板する2人の外国人投手の内容が判断材料になる。好投すれば生き残り、乱調ならば2軍降格の危機…。開幕ダッシュを支えた先発スタッフが節目の1週間を迎えた。