日本ハム稲葉篤紀外野手(36)が、ほぼぶっつけ本番でCS第2Sに臨むことになった。11日オリックス戦で痛めた左ふくらはぎをこの日、都内の病院で精密検査。軽度の肉離れで大事には至らなかったが、今日15日の全体練習参加は免除され、第1戦前日16日の練習(県大宮)での様子を見て出場の可否、起用法を決断することになった。守備、走塁は厳しい見込みで、梨田監督が「何とかベンチで貢献できることがあれば」と話すように代打が濃厚。状態が良好ならDH起用の可能性を探ることになりそうだ。稲葉は「1日も早い復帰を目指し、できうる範囲でしっかり調整する。チームの勝利のためには何でもする心構え」と話した。