AK砲が大トリで沖縄入り-。阪神金本知憲外野手(40)と新井貴浩内野手(32)が1月31日、沖縄・恩納村のチーム宿舎に入った。南球団社長らと同じ便で移動して、春季キャンプ初日に向けて、準備した。

 金本は、前日1月30日まで甲子園クラブハウスで自主トレを行った。昨年11月に手術した左ひざは約8割のランニングができるまで回復。70メートルのキャッチボールもすませており、あとは打撃練習を残すのみ。米国での孤独なリハビリ合宿で迎えた昨年2月1日と比べると、順調な回復ぶりだ。

 新井も腰の疲労骨折から回復して、この日は「順調です」と話した。全体ミーティングでは和田打撃コーチと体の状態を話し合った。和田コーチは「本人はやりたいといっているが、まあ慎重に行こうという話をした。心配することじゃないし、完全に別メニューということじゃない」。初日の完全合流は見送られる公算が高いが、体調の良さを首脳陣にアピールした。

 [2009年2月1日10時59分

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