ヤクルト青木宣親外野手(27)が、31日の中日戦(神宮)から左翼にコンバートされることになった。30日の広島14回戦(神宮)で緩慢な守備を見せ、試合後のコーチ会議で決まったもの。高田監督が「論ずるに値しないプレー」と厳しく指摘したのは、5回表の守備だった。先頭打者の東出が二塁の左へゴロを放ち、打球はややイレギュラーし、田中のグラブをかすめてセンターへ。バックアップに入る青木のスタートが遅れ、慌ててジャッグル。打者走者の二進を許していた。

 高田監督は「守備に気持ちが入っていないところがある。バッティングが気になっているんだろうけど、やればできる人なんだからやってほしい」と話した。これまでも青木の緩慢なプレーはコーチ会議でも論議されていた。中堅は福地寿樹外野手(33)が左翼からコンバートされる見込み。

 [2009年7月31日7時40分

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