<日本ハム7-6西武>◇16日◇札幌ドーム

 西武は大乱調の小野寺力投手(28)が3点リードを守りきれず、守護神降格どころか2軍落ちを宣告された。登板した9回1死二、三塁とし、稲葉にカウント2-3から高めの直球を痛打された。10回にも四球と犠打野選でピンチを広げ、代わったベイリスが2死満塁から暴投してサヨナラ負け。日本ハムにまさかの3連敗で借金1となり、渡辺監督は「今日みたいなゲームを落としては上には上がれない。そういう投手を使ってるおれの責任」と怒りをこらえながら話した。試合後に小野寺の降格と西口の昇格を決め、代役守護神は大沼らが候補になりそうだ。

 [2009年8月17日7時54分

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