ロッテ西村徳文監督(50)が18日、初陣となる23日のヤクルト戦(浦添)の先発に唐川侑己投手(20)を指名した。「期待を込めて指名しました。ローテーションでやってもらわないといけない選手ですしね」と、船出の試合をロッテの命運を握るであろう右腕に託した。

 この日、ブルペンで90球投げ、調整した唐川は「先陣を切って投げさせてもらえるのは光栄です」と身を引き締めた。19日の紅白戦(石垣)にも先発予定で、右手中指のマメの回復具合をそこで確認し、23日の試合に向けてのゴーサインが出される。

 公式戦の開幕投手について西村監督は「もう少し待ってください」とまだ決めていないが、唐川は「任せてもらいたい気持ちはあります。実績とかないので無理かもしれませんが、それぐらいのつもりでしっかり準備したい」とやる気をみなぎらせた。【竹内智信】

 [2010年2月19日7時25分

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